2011年9月30日

今月のシュトヘル

 11月号収録のシュトヘルには、沢山の西夏文字が出て来たので、久しぶりにコメントしてみる。  まずは、以前に触れた・・・具体的にはチンギス=ハンの背中に刻されたという4つの西夏文字が再登場している。その4文字は、「西夏の奴隷」の意とのこと。前回不明としたその一文字目は、「西夏」ということにる。これは、西夏人もしくはタングート族の自称「ミ」のことであるようだが、「ミ」の篇は辞書活字としては「ノノメ」...

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2011年3月21日

第11回遼金西夏史研究会大会

 19日、20日両日に開催された大会、所用のため20日のみの出席となったが、今年も聴講させていただいた。半分の4本しか聴けなかったのが残念ではあるものの、本会らしく幅も深さも濃い内容で興味深いものだった。  大会のプログラムは、新装なった研究会のサイトより、遼金西夏史研究会大会 会告を参照されたい。  久しぶりに再会した諸氏より、以下の成果を拝領した。先端の論文に付いて行けるか心もとないが、近々に...

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2011年1月29日

今月のシュトヘル

 西夏の都、興慶府を巡る戦いが一段落したここ数話、これからの展開が今ひとつ見えて来ないところだが、今月(3月号)は主役級がまったく出て来ない話だった。いろいろとネタ振りと見ることもできるが、これからどう繋がって行くのか・・・  興慶府の戦いに区切りがつき、すっかり西夏が滅んでしまった様にも見えるが、そういうわけではない。これまで続いて来た戦いは、ドーソンのモンゴル帝国史でいえば、1209年の第三次...

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2010年9月 5日

8月のシュトヘルより「ミ」

 先週発売された月刊スピリッツ掲載のシュトヘルには、番大学院長グルシャンが書き留めた「番大學院藏書録」なる巻物が登場する。この番大學院藏書録というおもて書きには6文字の西夏文字が併記されている。  夏漢字典をひくと、一文字目(発音はミ)には「タングート族の自称」との説明が付けられ、そのもの「番大學院」という用例が紹介されている。この一文字目のミは、以前紹介した西夏文字Tシャツにプリントされている西...

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2010年7月31日

シュトヘル 3

BCS3420 シュトヘル 3 伊藤悠 著 ISBN978-4-09-183420-1 小学館 2010.8  昨日発売になったので早速購入。16話から22話まで7話を集録。西夏の都慶興府興慶府にある番大学院にモンゴル軍が攻め込むところまで。以前書いた数字の話の中に出て来た「5:30」については、10が加筆されていた。  左は、中表紙の写真。目次に「黒虎」の西夏語表記とあるが、月刊スピリッツ9号に...

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2010年7月26日

今月のシュトヘル

 シュトヘルの連載が、今月から同じ小学館の月刊スピリッツに移動した。週刊誌連載時から月一連載だったのでペースは変わらないものの、両誌のネームバリューを考えれば世間的な露出度はだいぶ下がるだろうか。  30日には、単行本の第3集が発売されるとのこと。月刊スピリッツにはその表紙が載っている。第3集の表紙はユルールの兄で、シュトヘルを追っているハラバルとなる。  今月号のシュトヘルには、新しい人物が数人...

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2010年4月19日

西夏語勉強会

 昨日、今年2回目となる西夏語勉強会が開かれた。1回目に私用で参加できなかったのでだいぶ間が開いてしまった。  今回の教材のひとつが、昨年京都国立博物館で開催されたシルクロード 文字を辿ってに展示された「弦楽器図」。  墨書された西夏文字は、数詞とそれ以外に分けられ、その内数詞の方が崩しの度合いが大きいとのこ。西夏文字の崩しの実例として解説して頂いた。  また、そもそも描かれているものが何だったの...

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2010年3月15日

今週のシュトヘルより 「数詞」

 今週号のスピリッツに掲載されたシュトヘル。ストーリー的には、一度もとに戻るというインターバルを置いて次回から新しい展開へと向かうようだ。  さて、今週号では西夏文字が10個出て来る。1から10までの数詞だ。主人公が覚えた西夏文字として、何度か書留め、さらに声をだして読み上げている。  290ページ右下には、右に1から5、左に8から10を表す西夏文字が見えている。  そこに書かれた数詞について、2...

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2010年2月27日

今週のシュトヘルより「仏塔」

 アップが遅れたが、今週発売号に掲載されたシュトヘルの話題をひとつ。  今号の2ページ目では、見開きでモンゴル軍の入城と略奪、破壊を被る西夏の都興慶府が大きく描かれている。第一印象として、ネパールの首都カトマンズの旧市街を思い出してしまった。果たして何を参考に描かれているのだろう。  このページの中央奥に仏塔ではないかと思しき塔が描かれている。低層部分が手前の建物に隠されているため、何層あるかはわ...

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2010年1月26日

今週のシュトヘルより

 久しぶりにシュトヘルの話。  といっても西夏文字が出て来たのは、一カ所2文字のみ。主人公は、囚われの身となりながら「教わった字は、書けるようになったよ」と地面に西夏文字を書いてみせた。自分の名前かと思ったら昔の仲間、屈漢のものだった。  ストーリーは、一回りして元に戻る一歩手前というところか?  また、大ハンの回想として子供のテムジンが出ている。この描き方はどう評価されるだろう。

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