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2006年8月25日

冥王星

 無類のというほどではないので時々夜空を見上げる程度なのだが、星の話はわりと好きだ。天文学への興味は、パイオニア11号の土星接近、ボイジャー1号、2号の木星、土星接近と、外惑星探査が続いた1980年頃、故カール・セーガン博士の解説を聞きながらテレビに見入っていた頃からのことと思う。 

 以来25年、ガリレオやカッシーニが木星・土星を周回し、ハッブルが常時宇宙に目を光らせるという、夢のような時代になった。SFマンガ、小説かとんでも本のネタでしかなかった冥王星以遠の星が、予想を越えて沢山見つかるようになった。冥王星の再評価が言われるようになってもう何年にもなる。その意味では、今回の国際天文学連合の決定については驚いたというよりは、ようやくケリがついたというように思う。

 自分としては、今回の決定について惑星をどう定義するかということよりも、「矮(小)惑星というグループを設定して、冥王星がそのグループを代表する」という点が、人に対して一番説明し易いので賛成だ。


 少し今日のニュースの話。

 冥王星格下げ 文科相、教科書の変更『必要』(東京新聞)

 まあ慌てなくていいじゃないかと思う。誤字脱字とか、錯誤とか捏造とかでなく、科学的な進歩の中で学説が切り替るというごく健全な前進なのだ。何故変わるのかとか、教科書は別に絶対ではないとか、有意義なことがいろいろあるし。

もう1本ニュースを並べておく。

 「惑星」除外された冥王星 降格決まり脚光 教諭ら「興味持ついい機会」(西日本新聞)

 テストの答案に「冥王星」と書けるかどうかは小さな問題で、興味を持つことが一番だと思う。自分の人生を振り返ってみても、冥王星を知っているか知らないかで岐路に立たされた記憶は無いが、惑星の話に心が踊った記憶は今でも鮮明に残っている。

 自分にとって80年代は輝いて見える。あの頃はボイジャーが惑星に接近する度にテレビでは特番が組まれ、本屋や図書館には解説本が並んだ。今この時点でもカッシーニが次々と鮮明な映像を遥か彼方から送り続けているというのに、昨今特番を見た記憶が無く寂しいかぎり。まあ、ネットを使えばいつでも新しい情報が手に入るし、美しい写真も見られるといえばそうなのだが。(例えばNASA Cassini mission

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