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2006年10月21日

世界ふしぎ発見

 今夜放送の世界ふしぎ発見は「東方のピラミッド 〜西夏王国の遺産〜」。寧夏自治区の銀川を中心としたはなし。

 「東方のピラミッド」は中国で目にすることができる言い回しで自分は同意しかねるのだが、観光宣伝のキャッチフレーズはこんなもんかもしれない。

 番組に内容についてはもともと期待していなかったのだが、思ったよりも面白かったという感想。

 ひとつは、西夏文字は西夏とともに滅んだのではなく、滅亡後もしばらく使われていたことを解説していたこと。

 もうひとつは西夏陵の復原CG。西夏陵にある博物館に行けば復原模型が見られるのだが、CG、それも陵墓ひとつの復原ではなく、陵域全体の復原CGが見られたのは予想外。中国で作られたものを借りたものと予想するが、一般人でも見られるようなデータになっているのだろうか。機会があればじっくり見てみたい。

 ひとつだけ突っ込んでおくと、西夏の歴史について「わずか200年」というフレーズがたびたび出てきたこと。中国歴代の中で比べても200年って決して短い方ではないんだけどなぁ・・・

 ところで、明の万里の長城のところで版築は中国だけと言っていたけどあれは本当なのかな。

 あ、それと、もうちょっと普通の回族の料理が出て来るのを楽しみにしてたんだけ。

 西夏文字で書かれた名前がどういう文字を使っているのかは、機会があったら専門家に質問してみたい。

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コメント

いやはや、はじまるまで西夏だとわかってなかったのであわてて録画しました。もっとも、あらかじめ知っていても下手したら日本シリーズの延長でとり逃すことになってたかもしれないので、録れただけよかったです。

西夏は門外漢ですが楽しめました。早くむとうさんの反応を知りたいなと思ってきましたが、まずまずの出来ということで安心しました。

> 「東方のピラミッド」は中国で目にすることができる言い回しで

てっきりまたテレビが勝手につけたのかと思いました(^^;;

> 西夏文字で書かれた名前がどういう文字を使っているのかは

初心者丸出しで申し訳ないんですが、漢字と一対一対応するものなんですか?

投稿: 蒸しぱん | 2006年10月22日 00時00分

蒸しぱんさん、こんばんわ

>初心者丸出しで申し訳ないんですが、漢字と一対一対応するものなんですか?

基本的には表意文字なわけで、意味で対応させているのだとは思うのだけど、奇麗に一体一対応するのかどうか、今度の勉強会の時に質問してみるつもり。

例えば「内藤剛」の「剛」。中国語で「剛」にあたる単語なのか、それとも「強い」「猛々しい」みたいな意味の文字で代用しているのか。

まあ、名前を意味で違う文字に置き換えるって変なはなし(^^;

投稿: 武藤 臼 | 2006年10月22日 01時32分

>西夏は門外漢ですが楽しめました。早くむとうさんの反応を知りたいなと思ってきま
>したが、まずまずの出来ということで安心しました。

もとより、レポーターとナレーターの話す内容が食い違うとか、レポーターが紹介した陵が3号陵でその場面で映っていたのも3号陵なのに、それ以外は1号陵だったとかような話は織り込み済みです(笑

板東英二の「二」はちゃんと数詞の二でしたね(^^;

投稿: 武藤 臼 | 2006年10月22日 12時27分

コメントが遅くなりましたが、私も番組拝見しました。
寧夏の紹介としては非常に良くまとまっている反面、多少でも西夏文字に関わっている人間としては???という箇所が見られましたね。
要するに「書道家」のいうことを鵜呑みにしすぎるのが問題なのですが・・

例えば、「漢字の一」として書道家が書いた文字は「一方」など特殊な場合に用いられる字形(しかも画数が3画足りない・・)。基本的な数詞とは言えないような。

さて、番組に出てきた、日本人名を表す西夏文字は、「意訳」と「音訳」が混在していましたが、良く言えば「一対一対応のようで見栄えが良い」、悪く言えば「表記に統一性がない」ということになります。
例えるなら、「志のぶ」とかいうイメージでしょうか?

漢語と西夏語では言語系統も異なりますし、意訳する場合(それも同じ一字で)は「おおよその対応」ということになります。
一方、音訳する場合ですが、日本人名の漢字は訓読なら一文字が複数音節になることもあります(剛=つ・よ・し)。
西夏文字は単音節ですから、厳密に表記するなら万葉仮名のように何文字かを使わなければいけません(津夜史のように)。

うまく説明できたか自信がありませんが、ご参考まで。

ちなみに放送局には「手紙」を送りました(汗)

投稿: 某勉強会会長 | 2006年10月28日 23時45分

会長こんばんわ、いつもお世話になってます(^^)

>例えば、「漢字の一」として書道家が書いた文字は「一方」など特殊な場合に用いられる字形(しかも画数が3画足りない・・)。基本的な数詞とは言えないような。

昨日の講演会で西田先生が一はいっぱいあると言われていましたが、そういうネタなんですね。

>さて、番組に出てきた、日本人名を表す西夏文字は、「意訳」と「音訳」が混在していましたが、良く言えば「一対一対応のようで見栄えが良い」、悪く言えば「表記に統一性がない」ということになります

なるほど、「意訳」と「音訳」が混ざっているんですか、音訳ができるんですねえ。ここらへんの話はかなり興味津々です。ビデオから西夏文字をおこしてみようかと思ってはいるんですが、拙宅のビデオは今だにVHSでして、静止画が奇麗に映らないのが難点。やっぱりそろそろHD系に乗り換えた方が良いなぁと思います。
そういえば、黒柳の柳の字の「木冠」の横棒が一本多いようですが、まちがいでしょうか。

投稿: 武藤 臼 | 2006年10月29日 01時11分

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