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2006年12月16日

12月16日の買い物

エリア・スタディーズ55
コーカサスを知るための60章
北川 誠一・前田 弘毅・廣瀬 陽子・吉村 貴之 編著
ISBN4-7503-2301-2
明石書店 2006.4

 このシリーズ、55冊も出ているのか。先の東京遠征の宴席で話題になるまで「コーカサス」が出ていることを知らなかった。このシリーズは、大きい書店だと歴史コーナーではなく、世界各国・地域コーナーにあることが多い。330頁あまり、60章は5つのジャンルに別れる。歴史は15章、78頁。モンゴル侵入以前の時代について、もう少し詳しくてもと思うが、今まであまり聞いたことがない固有名詞が多数並んでいる。

 


韓国歴史地図
韓国教員大学歴史教育科 編
吉田光男 日本語版監修
ISBN4-582-41105-3
平凡社 2006.11

 監修者のあとがきによると、本書は韓国のサゲジョル出版社が出した『アトラス韓国史』の2005年12月版を翻訳したものとのこと。細かい部分で突っ込み所がないわけではないが、色々と流布しているようなとんでもな内容は含んでいない。ただし、あとがきに

原書に歴史学上の問題点が発見され、その解決にかかった時間もかなりにのぼる。
と書かれているのが気になる。奇麗で詳細な図版が多数並んでいて、見ているだけでも面白いが、資料としても十分に価値があると思う。

< 追 記 >
 中身をあまり読まずに書いてしまったところがあるので、訂正を兼ねて書き足しておく。

 上記に抜き出した部分について、凡例に説明があり、「我が民族」「北韓」などは規則的に「朝鮮民族」「北朝鮮」へ置き換えているが、それ以外で検討を加えた部分については、〔 〕書きで併記、訳注をおこなったとのこと。例えば海の呼び方などを比べると、原書の雰囲気が分かるようになっている。

 内容という点でもう一点付け加えておく。本書では、高句麗と渤海の歴史も朝鮮史一部として扱っている。この点はこの本の善し悪しというよりは、前提条件のひとつと捉えて眺めた方が面白いと思う。細かい部分で検討の余地(例えば、テーブル式支石墓の分布域をそのまま古朝鮮の領土に比定している点とか)が多々残っていて注意を要するのも事実だが、情報満載で十分に興味深い一書であると思う。思えばしばらく朝鮮ものを読んでいないので、勉強しなおしたくなってきた。
(12月17日午後4時 記す)

 


ナルキッソス

 ビールのCMを期に再結成されたサディスティック・ミカ・バンドの17年ぶりのニューアルバム。最初のミカ・バンドは記憶にないのだが、17年前は(17年も前なのか・・・)アルバムを買って良く聴いた。三代目のミカが木村カエラというのも結構気に入っている。

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