1月18日購入書籍
興亡の世界史 01
アレクサンドロスの征服と神話
森谷公俊 著
ISBN978-4-06-280701-2
講談社 2007.1
自分の興味の範囲としては、かなり端の方なので少し迷ったのだが、筆者の前著アレクサンドロス大王 「世界征服者」の虚像と実像(講談社選書メチエ)が面白かったと記憶しているので買うことにした。目次を比べてみると、前著がアレクサンダ−の東方遠征に関わる部分に絞っているのに対して、本著は前史や後史などを含み、古代ギリシャからバクトリア王国まで触れている。さて、どのくらい面白いだろうか。
シリーズの次回2月配本は森安先生の「シルクロードと唐帝国」、一応買う予定。
学研M文庫 れ-1-1
戦国驍将・知将・奇将伝
乱世を駆けた62人の生き様・死に様
歴史群像編集部 編
ISBN978-4-05-901194-1
学習研究社 2006.12
著者の一人桐野さんのブログに案内が出ていたので、とりあえず実物を拝みに書店に寄ってみた。380頁の本に62人の武将の話が並んでいる。どちらかというと当主よりはそれ以外の人物が多い。36人の著者が分担していて、武将一人あたりの頁数は数頁から10頁を超えるものまでいろいろ。オムニバス的にややバラバラな感じがあり雑誌掲載文の再構成本だろうか。
自分的には、桐野さんが書かれた島津家久、織田信忠。あるいは蒲生氏郷、北条幻庵、橋場さんの松平信康あたりが目当て。全部読むかどうかは未定。
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コメント
共拙著お買い上げいただき有難うございます。
ちょっと意に添わない面もあったようで、申し訳ないです。
私の担当分である島津家久はそのうち、きちんと書きたいと思っております。沖田畷の戦いや豊後侵攻の背景をちゃんと押さえれば、家久の動きもよくわかると思っております。そのあたりをきちんと解き明かした本がまだないですね。
投稿: 桐野 | 2007年1月21日 14時15分
桐野さん、こんばんわ
>私の担当分である島津家久はそのうち、きちんと書きたいと思っております。
これはかなり楽しみです。期待してます。
本能寺の変の発売もそろそろでしょうか。
こっちも守備範囲ですので購入予定です。
またお寄りください。
投稿: 武藤 臼 | 2007年1月21日 22時38分