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2007年6月12日

ティムール帝国支配層の研究

ティムール帝国支配層の研究
川口琢司 著
ISBN978-4-8329-6676-5
北海道大学出版会 2007.4

 1999年に出版された加藤和秀氏のティムール朝成立史の研究以来となるティムール史関係の専著。松井さんのブログの紹介を見て、条件反射的に注文したのが手に入った。

 序文によれば、1988年以降に発表した論考を加筆訂正し、序文と結語のほか、第6章を新たに書き起こしたとのこと。巻末に一次文献と外国語、日本語の二次文献が18ページに渡って紹介されている。一次文献が80点ほど紹介されているが、アルファベットで書かれた一覧で自分に判読できるのはラシードの集史とバーブルナーマくらい。キリル文字はロシア語かな?

 重厚な研究書のようなので、かなりエネルギーが必要になりそう・・・

 以下に目次を書き出しておく。


第1部 ティムール帝国とチンギス・ハン家
 第1章 ハン制度の成立と展開
 第2章 ティムール帝国の対チンギス・ハン家婚姻政策
第2部 ティムールの後継者問題
 第3章 ティムールの後継指名とシャールフ政権の成立
 第4章 ファールス総督イスカンダルの反乱をめぐって
第3部 テュルク・モンゴルの法制と祖先伝承
 第5章 ティムールとヤサ
 第6章 テュルク・モンゴル伝承と四ウルス叙述法
第4部 ティムール帝国の部族とアミール
 第7章 ティムール帝国のテュルク・モンゴル諸部族に関する新史料
 第8章 部族出身のアミールとその諸活動
 第9章 ティムール帝国のグラームとグラーム出身のアミール
結語

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コメント

つい数時間前に、購入しました(金券ショップで割安で買った図書券を使って)。本書は、今週日曜日の『毎日新聞』の書評欄に取り上げられておりますが、内陸アジア関係の専門研究書が新聞で紹介されるとは、実にめでたいことであります。

ところで、本日、本郷の思いもかけぬ某古本屋で、ルデンコの『スキタイ時代における山岳アルタイの住民の文化』(Moskva-Leningrad, 1953)を4800円で入手しました。「ノインウラ」の発掘物が色彩写真で載っております。フェルトにアップリケで描かれた、あの有名な騎馬人物が、ウワサの下品映画「ボラット」の主人公とソックリなので、笑えます(映画の方が、です)。

http://movies.foxjapan.com/borat/


投稿: ウズベク音楽愛聴者 | 2007年6月21日 19時38分

いつもながら良い買い物をされてます

毎日新聞ですか、負けてられないですねえ(笑

投稿: 武藤 臼 | 2007年6月21日 23時29分

次の本、三日前に出ました。

http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=16585

面白いです。

投稿: ウズベク音楽愛聴者 | 2007年6月23日 22時40分

タイトル見てこっちも思い出しました
http://dmatsui.cocolog-nifty.com/abitaqur/2007/06/post_2857.html

合わせて1万超えるなあ(笑)

投稿: 武藤 臼 | 2007年6月24日 00時06分

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