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2007年11月 6日

アイハヌム2007(感想)

アイハヌム2007
加藤九祚一人雑誌
加藤九祚 編訳著
ISBN978-4-486-03704-0
東海大学出版会 2007.10

 ユーラシアという言葉の繋がりで加藤先生と席を並べて大陸について話を伺い、酒を飲む機会を得たのは7年も前。私や仲間の倍以上のお年でありながら誰よりも酒に強く、それでいてボーダレスな話と温かな人柄は今でも懐かしく思い出される。

 当時すでに頻繁に中央アジアへ行き来されていて、ウズベキスタン南部、テルメズ郊外にある仏教遺跡カラテパの発掘に取り組んでおられた。本号は、発掘事業10周年を記念してのカラテパの紹介で、先生が著されたカラテパ北丘・西(中)丘発掘成果の紹介を中心に、カラテパ遺跡全体発掘状況や歴史などを紹介している。

 報告の中心はカラテパ北丘で、15m×22mの長方形の基壇を持つメインストゥーパなど大小10ほどのストゥーパや僧坊が取り囲む回廊などが紹介されている。先生が杯を傾けながら語っているような文章で楽しく読ませて頂いた。

 一度発掘現場を見学に行きたいと思いながらも、今の自分には遠いウズベキスタンであるが、買って以来積んだままのウズベキスタン考古学新発見はそろそろ読もうと思う。

 <目次>


カラテパ北丘
 青色の四角は、メインストゥーパを覆う屋根

拡大地図を表示

西(中)丘南丘古テルメズ都城址全景、現在のテルメズ(Google Map)


ウズベキスタン考古学新発見
加藤九祚・Sh.Pidaev 編著
ISBN978-4-88591-817-9
東方出版 2002.10

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