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2008年1月22日

日本の新幹線建設は

 今や新幹線建設は、世界的な流れである。世界のどこかで建設が続いていて、いつの間にか新しい路線が開通している。新しいところではスペインだろうか。

 マラガに高速鉄道AVE開通(スペイン政府観光局)

 日本でも、3年後に東北新幹線が青森まで延び、九州新幹線の博多と八代の間が繋がる。だいぶ先の話だが、北陸新幹線が7年後に金沢まで、北海道新幹線が8年後に函館までの開通を目指して工事が行われている。


 北陸新幹線一括認可を公明党に陳情 福井県知事と県議会議長(産経ニュース)

 このニュースは、北陸新幹線でもまだ着工の目処の立たない金沢以南のもの。「金沢〜敦賀間一括認可」とは、関西から北陸へ向かう場合、敦賀で在来線の特急から新幹線への乗り換えを強いるということだ。これは、現在九州新幹線の新八代で行われていることの模倣ではあるが、不便であることに変わりはない。その不便をソフト面でカバーしている九州新幹線の真似事を北陸でできるかという点には疑問が残る。

 金沢以南の建設にはこの他にも大きな問題があり、北陸新幹線建設促進同盟会のHPには、東京と大阪を結ぶ「第2の東海道新幹線」と謳われているが、果たして自分が生きている内に実現するかどうかというレベルである。JR東海が自力でリニア新幹線を開通させてしまう方が先かもしれない。

 JR東海、リニア新幹線を自己負担で建設・総事業費5兆円(NIKKEI NET)

 北陸新幹線の問題点は、次の一文を参照されたい。

 北陸新幹線の福井以南ーフル規格での建設は無理だと心得た方が良い
 「北陸新幹線乗り換え案」は容認できない
  (整備新幹線の今がわかるページ


 新幹線でもうひとつ。建設の是非が長年争われてきた九州新幹線長崎ルートについて、突然認可されることになった。

 九州新幹線長崎ルート 長崎市までの延伸実現をもとめへ推進委員会が国に陳情(九州企業情報)

 自分には、なぜ長崎ルートが必要なのかいまだに良く解らない。新幹線ができれば人の流れは確かに活発になるが、宿泊客が増えることにはあまり繋がらない。長崎ルート上には、駅の名前として武雄、嬉野という昔栄えた温泉地が並んでいる。今国内で人気の温泉地の多くは交通が不便な所にある。それが良さなのである。武雄、嬉野に新幹線が開通すれば一部人気旅館以外には、閉めるか日帰り温泉に看板を変えるかの厳しい選択が待っている。

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