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2008年2月 3日

中国のGDP

 以下は、最近のニュースを種にした本日数時間の勉強の成果であって、どちらかというと纏めることが目的の備忘録です。数字数字とはいえ所詮統計であって、出どころ如何でどこまで正しいか、比較をするのにそもそも質が揃っているのかという話にもなる代物。出所どおりに引用計算しているものの、以下の数字は、大雑把なイメージを持っておくためのものです。


 中国GDPは11.4%増、世界3位ドイツに迫る(読売新聞)

 このニュースによると、

 (中国の)名目GDP総額は24兆6619億元(約364兆5000億円)で、米国、日本に次いで世界3位のドイツに迫った。
とのこと。1ドル=7.186元で換算すると3兆4319億ドル。2006年のドイツが2兆1860億ユーロ(外務省の各国・地域情勢より。以下特に触れたもの以外はここのデータによる)で、昨日朝の相場(1ドル=0.675447ユーロ)で換算して3兆2364億ドル。一年前のドイツは越えているらしい。

 これを凄いと見るかどうか。とりあえず人口でいうと、ドイツが8千万人で中国が13億人なのでこの差はかなり大きい。一人当たりGDPだと、ドイツの41,472ドルに対して中国は2,000ドルに過ぎない。これは、ロシア(6,859ドル)、トルコ(5,477ドル)、ルーマニア(4,850ドル)、タイ(3,179ドル)よりも低く、ウクライナ(1,520ドル)、インド(736.5ドル)、ベトナム(715ドル)よりも上という位置になる。


 1995年に中国を歩いた時に持ち歩いていた地図帳は、高校地理の参考書だった二宮書店の高等地図帳だった。自分の通った高校は、何故か世間一般でより知られた帝国書院ではなかったが、デザイン的に今でも二宮書店の方が好きだ。旅行中は、話の種にとても重宝した。

 同地図帳の1995-96年版には、1992年の1人当たりGDPとして以下のような数字が載っている。中国(380ドル)、ドイツ(23,030ドル)、ロシア(2,680ドル)、タイ(1,840ドル)、インド(310ドル)。対2006年比で中国の伸び率はダントツである。具体的な数字にイメージ的な感想になるが、自分が知っている1990年、1995年の中国と比べると随分伸びたと思う。反面、2005年に見た中国からすればまだまだ低いのだなとも思う。


 ついでにもう2つニュースを並べる。

 深セン市が中国初、1人当たりGDPが1万ドルを突破(日中経済通信)
 07年の農家純収入は10%増、一人当たり4140元に---中国(Record China)

 強引ではあるがあえて比べてみる。上に引いた2007年のGDPを13億人、1ドル=7.186元で換算すると約2600ドル。4140元は約600ドル。Record Chinaの「一人当たり4140元」というニュースはどちらかというと好意的な記事に見えるが、1万と600の15倍以上の差はかなり大きく見える。

 もう何年前の話になるだろう。裕福な農民のことを万元戸、「年収1万元を越えた家」と表現していた。上の数字では家族が3人でも1万元を越える。もう万元戸は、過去の数字なんだなと実感した。今後この15倍という数字がどうなるのか重要な数字と思っているのだが、10年後はどうなっているだろう。


 中華人民共和国国家統計局、こういうHPが閲覧できること自体凄いと思う。そのうち分析してみようか・・・

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