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2008年4月28日

馬越峠《熊野古道》

 先日書いたように、20日、21日の二日間で熊野古道伊勢路の5つの峠を歩いてきた。それぞれの峠ごとにもう少し詳しく纏めてみる。

 伊勢神宮から熊野大社へと詣でる伊勢路について、ガイドブックやパンフレットはいずれも北から南へ、つまりは参詣する方向へ案内されている。自分はというと、全く思いつきで尾鷲を起点に南から北へと歩いた。参詣もしていないのにもう帰り道かという不信心者である。またこれも偶然だったが、5つの道とも峠の南側の方が北側よりも勾配が緩やかということが共通していた。自分的には、急な下り坂に膝がついて行けさえすれば、南からの方が歩き易いように思う。

 まず最初が尾鷲から北へと越える馬越峠。市街の北にある北川橋の先から、紀北町側の国道端までおよそ4kmの道のり。


 尾鷲側からだと、峠の少し手前あたりから紀北町側に下るまで杉と檜の林が続く。自分には尾鷲といえば杉のイメージなのだが、檜の林も多いらしい。ほとんどが戦後、それも1960年代以降のもののようで大木はないのだが、峠から下った紀北町側に、写真のような大木が例外的に数本並んでいた。直径1mを越える樹齢数百年の杉の大木だ。


 熊野古道のイメージというと、ひとつにはこの写真のような林の中へと続く石畳の道だろうか。自分が歩いた5つの峠の場合、石畳道が残っているところの方が少なかったが、馬越峠は峠の前後にわりと長く残っている。


 馬越峠から尾鷲市街を見下ろした眺め。標高は290mほど。0m近い所から登ってきたので、300m近く登ったことになる。日曜日、それもちょうどお昼ということで、自分も含めてお弁当休憩の人がだいぶ集まった。


 古道沿いには様々な案内があるが、これは紀北町側登り口に立つ新しそうな石柱。

 尾鷲駅から北川橋までが1km弱あり、駅を出てから峠につくまでちょうど1時間。下り道は、雨上がりで湿った石畳を少し慎重に歩いたが、それでも30分ほどだった。ここには鷲毛というバス停がある。最寄りの相賀駅までだと更に2.5kmの舗装道路を歩いて40分ほど。


「この地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図(引本浦、尾鷲)を基に作成しています。」

 赤線が馬越峠道ですが、地形図の線をなぞっただけでそれほど正確ではありません。地図をクリックすると尾鷲駅から相賀駅までの大きな地図が別のウィンドウで開きます。


<国土地理院地図閲覧サービス>
 馬越峠周辺

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