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2008年4月29日

始神峠《熊野古道》

 馬越峠の次は始神峠。起点となる船津駅までは、隣の相賀駅から船津川沿いに続く国道やその旧道を歩いて1時間ほど、4.5kmの道のり。登り口最寄りの馬瀬バス停はさらに2.5km先で、その先の橋を渡ったところで国道を離れる。


 1kmほどで林の中へ続く林道となり、峠道の入り口を示す看板が立っていた。じつはその先、宮谷池という緑に包まれた溜池の辺りで水辺に気を取られていて道を間違えてしまった。これには言い訳がある。下のリンク先の地形図には、谷沿いを北東へとほぼ真っ直ぐに登っていく道が描かれている。いくつかのパンフレットやガイドブックのイラストマップもこれを下敷きにしていると思われる。しかし実際の道は違っていて、山腹を等高線に沿って谷を大きく回り込む様になっていた。池の周りを行き来して道に戻るのに30分以上過ぎ、日が西に傾きかけてしまった。


 この登り道は、谷を回り込んで進む分山登りという程の険しい道ではなく、迂回している分長くはなっていてものんびりと歩くことが出来る。道幅が広くて林道そのものという感じだが、途中からだいぶ狭くなる。また、この道には石畳は残っていないが、写真のように石垣で補強された所があちこちとある。積み方を見て年代が分かるほどには詳しくない。常時手が入ってはいただろうが、いつ頃のものだろう。


 看板から2kmほど、道に戻ってから30分あまりで峠に出た。始神峠は標高150mあまりで、馬越峠に比べるとそれほどの高さではない。写真はその峠からのもの。視界がそれほど広くないものの、紀伊長島方面の入り組んだ海岸線の眺めは悪くない。


 発電所の脇へと下る道を2km弱、30分ほどで三野瀬側の登り口へ。ここにも新しい石柱と、真新しい案内板が立っていた。国道に合流して海岸沿いへ出ると、左手の一段上に温泉がある。終点三野瀬駅までは、さらに1km、15分ほどの道のり。

 1日目にもう一つ峠を越える予定でいたが、余分に時間を使った上にかなり足腰に来てしまったので、初日は三野瀬駅に辿り着いて終わりとした。



「この地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図(島勝浦)を基に作成しています。」

 赤線が始神峠道です。帰宅してから記憶を頼りに引いているので、細部についてはアバウトです。地図をクリックすると大きな地図が別のウィンドウで開きます。


<国土地理院地図閲覧サービス>
 始神峠周辺
 国道の三船トンネルの真上が始神峠。

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