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2008年5月23日

七尾城 1

 今年のゴールデンウィーク7つめの城は、戦国時代に能登の中心として、恐らく北陸の中でも特筆されるほどの規模を誇った七尾城。能登の守護畠山氏の居城だった七尾城は、海に面した七尾市街の南東、標高300mの山の上にある。どれくらい大きな山城かについては、後日改めて解説する予定。

 麓から登って標高差250mほどとかなり登ることになる。是非ともその大きさを体感してみたいところだが、旅行中ということで手抜きをする。本丸直下の駐車場まで県道が続いているので、手軽に城の中心部を散策できる。なおパンフレットには、麓の資料館から城跡往復の散策は2時間半と紹介されている。


 駐車場の案内板に掲載されているイラストマップ。いくつかの解説本を含めて、七尾城として紹介されているのはほぼこの範囲。しかし、周囲に連なる郭はこの数倍の広がりがあるとのこと。


 本丸の下にある調度丸から桜馬場の下にある石垣群を見上げたところ。高さ数mの石垣が階段状に連なっている。

 ところで、七尾城は1577年に攻防戦の末に越後の上杉謙信によって陥とされた。その後、1581年に織田信長のものとなり前田利家に与えられた。しかし利家は、翌年に七尾市街に新し拠点を築き始め、さらに翌1583年に加賀の北半分を領地として得たため金沢へと拠点を移している。この目まぐるしい変遷のため、なかなかに立派な石垣が誰の手によるもので、利家の手がどのくらい入っているのかは判然としていないようだ。


 本丸の北面も階段状の石垣になっている。写真は最上段の部分。


 近くにある展望台から撮った本丸の写真を拡大すると、右側に階段状の部分が見える。


 本丸には、高い土塁と櫓の跡と見られる一段高い部分があり、今は小さな神社が建っている。その櫓台から北に七尾市街と七尾湾を見下ろしたところ。


<国土地理院 地図閲覧サービス>
 七尾城周辺

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