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2008年5月28日

信州まつもと空港の延命

 松本空港チャーター便に助成(産経新聞)

 19年度の松本空港の利用者数は昨年10月の減便が響き、滑走路拡張でジェット化した平成6年度以降で最低の9万7594人に落ち込んだ。
 松本空港発着の国際チャーター便を使う旅行を企画した旅行会社に往復で10万円を補助する計画だ。

 GW中の松本空港 減便など影響で搭乗者数49%減(信濃毎日新聞)

 (GW中の)利用率は、札幌線は5.5ポイント増の75.4%、福岡線は2.2ポイント減の78.1%、大阪線は0.8ポイント増の55.1%だった。

 信州まつもと(松本)空港をほぼ一年前に書いている。昨年度の利用者97594人は、海外チャーター便の利用者2千人を加えての数字だから、定期便の利用者の減少は減便と機種の小型化以上に大きいと考えるべきでろう。大雑把な見込みだったとはいえ、自分の予想よりもやや大きな減少である。

 唯一毎日就航している大阪便の搭乗率が50.7%でしかない。それで維持されているというのが不思議でならない。昨年書いたように、大阪便を利用するメリットはほぼ皆無。GWにも関わらず55%という低い利用率は当然といえば当然で、大阪便の利用が改善することは今後ともまずありえない。

 札幌便の搭乗率はかなりの改善だが、福岡便は減少している。もともと必要性が低いことに加えて、札幌週4便、福岡週3便という中途半端な設定ではこの傾向に歯止めをかけることは難しいだろう。

 昨年20、30便程度の就航だったと思われるチャーター便は、どんなに頑張った所で倍増することはないだろうから、利用補助といっても大した額ではないかもしれない。それでも、そこまでして就航を維持する必要があるのだろうか。

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