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2008年5月22日

ティムールとトクタミシュ

ティムールとトクタミシュ
---トクタミシュ軍のマーワラーアンナフル侵攻とその影響
北海道武蔵女子短期大学紀要40
川口琢司 著
ISSN0389-9586
北海道武蔵女子短期大学 2008.3

 1997年刊行の岩波講座 世界歴史11中央ユーラシアの統合(岩波書店)でキプチャク草原とロシアの章を書かれ、最近ではティムール帝国支配層の研究(北海道大学出版会)を出された著者の新しい論文。本の海のアストロラーベのちょくさんから送って頂いた。どうもありがとうございます。

 本論は、15世紀のハーフィズ・アブルーが残した歴史書歴史集成の中の第4章バイスングルの歴史精髄を中心に、ペルシャ語文献を用いてジョチ・ウルスのトクタミシュが中央アジアに攻め込んだ際のティムール朝の情勢を考察したもの。上に揚げた2書の間に位置するような研究だが、本論は歴史集成を元にした研究として前著の続編という位置づけであるとのこと。

 情報の少なく大変興味深い分野なので、前著のような論文集が世に出る日を楽しみに待ちたい。

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