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2008年6月 1日

1995年アジア紀行〈カトマンズ〉

 ネパールの首都カトマンズには、1995年の10月21日からの一週間と11月13日から10日間、延べ半月に渡って滞在した。雨期が明けてから寒さが増すまで、ネパールを歩くのに良い季節だった。

 現在のネパールの話題というと、現国王に対する退位勧告だろう。調べてみると、前国王が殺害されたのが7年前、2001年の今日だった。以来混乱が続き観光客が随分減ったといわれるが、これからどうなっていくだろう。13年前のネパールは、南アジアの中では落ち着いて滞在できる国として、旅行者の間で人気があった。

 カトマンズ滞在中の10月24日には日食があった。インドの少し南の方まで行けば皆既が見られたのだが、カトマンズでも三日月のように細くなった太陽が見られ、辺りは涼しく薄暗くなった。自分が今まで見た中では一番欠けた日食だったが、信仰深いカトマンズの人々にとっては見てはいけないものだそうで、秋祭りの季節で騒がしいほどだった街が、その数時間だけ静まっていたのが印象的だった。

 また、エベレスト近くでトレッキング中の日本人10数名が雪崩に巻き込まれて亡くなったのが、この11月の10日頃のことだったと思う。直後に所要でカトマンズの日本大使館へ出かけたが、「館内に無線の音がひびいていた」と自分のノートには書いてある。



 旧市街の少し南にある旧王宮とダルバール広場。新王宮に国王が移るまでネパールの中心だった場所。ベンガラ色の壁と白壁の建物が並び、独特な塔型の建物にカトマンズが思い出される。広場は観光客の集う場所であり、出店がでたりイベントが開かれたりしていたように記憶している。


 カトマンズは宗教の街でもある。街中や周辺には仏教とヒンドゥー教の寺院が点在している。そのひとつ、街の東北郊外にあるチベット仏教系寺院のボダナートにある巨大ストゥーパ。


 こちらもチベット仏教の寺院。街の西、カトマンズを見下ろす高台の上に建つスワヤンブナートのストゥーパ。チベット仏教らしい目が印象的だが、高台全体に猿の群れが長年住み着いていて、モンキー・テンプルと呼ばれているという。


 街の東寄り、新市街の大通りの点描。交差点の真ん中に建っている像が何だったか記録していない。ネパールの中では、走っている車に新車が多かった。通りの突き当たりに見える三角屋根を乗せた門が新王宮の入り口。現国王が近々立ち退くであろう場所。


 スワヤンブナートから見下ろした、盆地の街カトマンズ。盆地であるが故に大気汚染が深刻ともいわれる。自分にはネパールの印象は大変に良く、今でももう一度訪ねてみたい国のひとつである。


<Google Map>
 カトマンズ盆地全景ボダナートスワヤンブナート旧王宮新王宮

 ボダナートの巨大さは、GoogleMapで見ても良くわかる。

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