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2008年6月 4日

小丸山城

 ゴールデンウィーク8つ目となる城は、1581年に能登の新しい領主となった前田利家が、険阻な七尾城に代わる能登の拠点として築いた新しい七尾城、通称小丸山城。JR七尾駅から北西へ500mほどで、小丸山公園と呼ばれている丘がある。標高差20mほどのこの丘が七尾城の跡。1583年に利家が加賀の北半分を得て金沢に移ってからも造築が続けられたといい、江戸初期に廃城となったが明治以降も一時県庁が置かれるなど能登の中心的な場所だった。


 国道から公園への入り口に立つ案内板。本丸、天性丸、宮丸、大念寺山という4つの郭が並び、御祓川を外堀とする平山城だったという。本丸と天性丸が公園になっているが、南側を国道が掠めて通り、特に天性丸の方が大きく削られているように見える。国道を挟んで南側になる大念寺山は、別名御貸屋山という丘で今は住宅地に埋もれている。宮丸は、本丸の北西に愛宕山の名前で小さな丘として残っている。


 奇麗に公園として整備された本丸。隅に高くなった所があり、櫓跡と推測されている。


 本丸に立てられた像。一豊と・・・ではなく、利家とまつ。

 車を置く場所にちょっと困ったが、城跡はちょとの散策で一回りできる公園。国道側の入り口は本丸と天性丸の間で、高さ10mほどの堀切になっていて上に橋が架かる。どのくらい往時のものかはともかく、この堀が唯一城跡らしく見える。


 七尾城近くの展望台から見下ろす七尾市街と七尾湾。


「この地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図(七尾)を基に作成しています。」


<参考>
石川県中世城館跡調査報告書 II
 石川県教育委員会 2004

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