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2008年8月 1日

1995年アジア紀行〈カニヤクマリ〉

 インド東部オリッサ州の海辺の町で1996年の正月を迎えた後、インドア大陸一周を目指して南へ向かった。時計回りに街を巡り、マドゥライからバスでカニヤクマリに入ったのは1月28日のこと。街の南のコモリン岬は、北緯8度にあって大陸の最南端でヒンドゥー教の聖地でもある。まだ赤道を越えたことがない自分にとっては、今まで行ったことがある最も南の地でもある。西海岸に沿ってデリーを目指して北上するために街を離れるまで、3日間をのんびりと過ごした。

 岬は、ベンガル湾、インド洋、アラビア海が出会う場所で、季節柄なのか、場所柄なのか常に風が強く、波も高かった。ヒンドゥーの女神カニヤクマリが修行したという岬には、巡礼とも観光とも思える観光客が沢山訪れていた。山育ちの自分には、海を見ているだけで何事も無く時間が過ぎる。三方が海である岬は、日の出と日の入りの名所でもあり、その時が近づくと人々が海岸に集まってくる。

 既に10年以上の時間が過ぎた自分には、カニヤクマリの街の細部はほとんど思い出せないのだが、海岸線を散歩しながら見た夕日はかなりはっきりと思い出せる。夕日の印象しか残っていないのに、なぜか夕日の写真は撮っていない。逆に残っている写真は、記念に撮っているだけで写っている物が何であるのかあまり関心が無かった。以下の解説は、カニヤクマリ県のHPから調べたもの。


 これは、西側からコモリン岬を見たところ。左手の建物は、マハトマ=ガンディーの来訪を記念して建てられたという記念館。その向こう、岬に面して女神を祀るクマリ=アンマン寺院がある。


 岬の沖、岩の上に建つビベカナンダ=ロック記念館。偉大な哲学者であり改革者でもあるというスワミ・ビベカナンダの来訪を記念したものという。


 南インドを歩いていると、北インドよりも教会を見る機会が多いというのは自分の主観かもしれないが、マドラス(チェンナイ)やこのカニヤクマリなど、青い海に白い教会という取り合わせが印象的。この教会は、カトリック系という以外にはよくわからなかった。


(追記)
 「カニヤクマリ」の元の表記には、「Kanyakumari」と「Kanniyakumari」があり、これらのカタカナ表記として、カニヤクマリの他にカニヤークマリ、カンニヤクマリ、カンニヤークマリなどがあるが、自分の記憶に残るカニヤクマリを使った。

<Google Map>
 カニヤクマリとコモリン岬

<参考>
 カニヤクマリ県のHP
 在ネパール日本国大使館

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