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2008年8月 4日

チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展

 仕事帰りに、大阪梅田の大丸ミュージアムで始まった、中国・内モンゴル自治区博物館所蔵 チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展を見てきた。東映のHPに案内があるが、再来年の5月までに全国10か所で開催されるとのこと(HPには9か所しか案内されていないが、カタログには2010年4月から山梨県立博物館の案内がある)。


 展示は、モンゴル帝国に先立つ東胡、匈奴、鮮卑、突厥、契丹、モンゴル帝国時代、明清代のモンゴルの順に並ぶ。目につくという点では、モンゴル以前のバックルなどの金製品、清朝時代の服あたり。

 自分的にわりと関心したのが、契丹関係に陳国公主墓などわりと新しい墓からの出土品がいくつもあったこと。墓誌とかその拓本とかはさすがに無いものの、昨日とりあげた耶律羽之墓の副葬品の銅鍍金飾りが2つ展示されていた。それから、今日読み終わった本に出てきて物で、銀錠と青花の皿はちょっと見たいなと思っていたもの。

 珍しいものというと、シリア文字とウイグル文字が書かれたネストリウス派の墓誌、アラビア文字が刻まれた石棺とかかな。

 自分の主観的には、突厥時代のものという鹿の浮き彫りがなされた銀製の大皿が良かった。


 平日の夕方、閉館前だったせいか、空いていてのんびり見られた。思っていたよりも展示品が多くて楽しめたが、まあこんなものかとも。解説文は全般に中国人が書いたものそのままという感じなので、特に概要的な部分の内容は推して知るべし。細かいミスは探せばいくらも見つかるが、探さなくても目につくミスは近々に訂正されるらしい。

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