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2008年8月14日

スラブ・ ユーラシアの今を読む

 スラブ研究センターのHPに、スラブ・ユーラシアの今を読むと題するコラムの第1回と第2回として、廣瀬陽子氏と宇山智彦氏のグルジア・南オセチア関連の一文が掲載されている。

最近のグルジア情勢によせて
 廣瀬陽子

南オセチア紛争:非承認国家問題の正しい理解を
 宇山智彦  

 短文ながら、広い視座で簡潔に纏められている。「非承認国家・未承認国家」、「凍結した紛争」、「GUAM」と「民主的選択共同体」、「BTCパイプライン」などなど初めて聞くような用語が解説されていて、一連の問題を考える上で示唆に富む内容となっている。


 やや細かい部分だが得心いった点のひとつが、宇山氏が触れた「南オセチア臨時行政府」のところ。今は、Wikipediaの南オセチア紛争でも簡単に触れられているが、ネットを検索してみる限り数日前まで日本語での解説は一切無かったと思われる。Wikipediaに載っている地図にグルジアが実効支配しているエリアが図示されているが、その塗り分けがどこまで実態を反映しているのかは分からないものの、州都ツヒンバリと臨時政府所在のクルタが対峙している様子を見て取ることができる。

 それを前提にすると、先日のエントリーに書いた「ロシアからの支援道路」が、グルジア軍に包囲されているツヒンバリと北部地域やロシアとを結ぶために、山中を迂回して造られたという解釈で間違いように思われる。

<Google Map>
 グルジア-ロシア紛争関係Google Mapで見る南オセチア 2
 関係する地名を追加しました。

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