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2009年2月18日

1995年アジア紀行〈タキシラとラワルピンディ〉

 パキスタンの首都イスラマバードの名前は、パキスタンのニュースを目にする方にはそれほど珍しいものではないだろう。その隣にある街ラワルピンディの名前は、どのくらい日本人に知られているだろう。イスラマバードは、パキスタンの首都として作られた街で、政府の主要な施設や大きなモスクのほか各国の大使館もある。大使館は、各種手続きの他、インターネットが普及していなかった当時は情報収集や手紙の受け取りのためにも重要な場所だった。

 対して隣街のラワルピンディは庶民の街で、整然としたイスラマバードと対照的に雑然とした街並が続く。安宿が何軒かあるため、イスラマバードに所用のある旅行者もラワルピンディに滞在している人が多かった。自分もそうだったのだが、ここでの一番の目的はインドビザの取得だった。手続きに一週間ほどかかったため、他に目的がなくても長の滞在となった。自分もインド入国を前にした9月24日から10月2日まで滞在している。


 ビザの取得待ちの時間つぶしにちょうど良いのが、ラワルピンディから北西へ25kmほどの所にあるタキシラの遺跡群巡り。タキシラの街の東郊、平原や丘陵の続く4km四方ほどの範囲に、ヘレニズム時代の代表的な都市遺跡シルカップや、パキスタンでも最古の時代に属するというダルマラージカをはじめとする仏教遺跡が点在してる。ビザ待ちの一日、同宿になった日本人6人で馬車を借り切って見てまわった。


 広い平原に石組みが整然と並ぶシルカップ。


 シルカップの中でも一番有名と思しき、双頭の鷲のレリーフが掘り込まれた建物の土台。


 シルカップの周りは長閑な草原あるいは農村といった風情で、象や牛がのんびりと草を食んでいた。


 仏教関係の遺跡としては、ジョーリアン、ダルマラージカ、モラモラドゥを巡ったと思われるものの、記録、記憶ともにはっきりとしない。この写真もジョーリアンのストゥーパに隣接した僧院のものかと思われるが確証はない。


 ラワルピンディで滞在していたホテルの近くの風景。丸一日かかった遺跡巡りから戻って、同行の仲間たちと売店で買ったジュースを飲んで一息ついているところ。


 パキスタンらしく飾り立てバスが、店の脇を走り抜けていく。人々の服装といい、パキスタンでの旅を思い出ださせる一枚。


<参考>
 タキシラ(TAXILA) ストゥーパ(しなびたオコゼ)
 世界遺産・タキシラ へ(旅 いつまでも)


<Google May Map>
 1995年アジア紀行参考地図

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